玄関リフォーム 宮崎市高岡町

棟梁 ( 2012年5月29日 23:49 )
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今回,玄関リフォームを施工している物件の中にサッシの境に段差が伴っているものがあり、サッシの取替えを機に段差を無くす事にしました。
サッシ部分に何故段差が必要だったのか、その答えは古民家造りに有ったようです。古民家は敷居が高くて家に入れないと言った言葉が有るように,昔は玄関に木製の敷居が有り、敷居を水の腐食から守るため敷居を高くする傾向がありました。
今回の玄関はタイル張りではありますが何故か敷居は高いままです。
現在の建築床高は、グランドより60cmが一般的な寸法ですが、この差を何箇所かで吸収する必要が有ります。昔の名残かサッシ部分で段差を吸収している家が多々見られます。
今回のリフォームではこの玄関部分の段差をなくし,代わりに玄関内部に玄関式台を設けることにより,段差を吸収することになります。

この土間を下げるため、ハツリを行なっているのですが,そのままだと埃が室内に充満するのでそれを防ぐ為、送風機を他方の端に付けたこの吸い取りキューブ(写真右)で埃をハツッた傍から吸い取り屋外に排出するようにしています。,
室内に埃が入らず、リフォームには、欠かせない機械です。
     

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